中国で売られているハウス食品のレトルトカレーの味は?
中国ではハウス食品が販売しているレトルトカレーを入手することができる。中国滞在6年目ではじめてこのカレーを食べてみた。このレトルトカレーは日本のレトルトカレーではなく、不思議な日本メーカーがつくる中華カレーだ。
1.ハウス食品のレトルトカレー「味嘟嘟」
上海市で製造されているハウス食品の製品
日本人でカレーライスを嫌いな人はあまり多くないだろう。ふり返ってみると、小学生のときの給食でカレーライスがでると、クラス全体が熱狂的な雰囲気だったように思う。
中国の日用品のネット通販では1号店(yhd.com)が便利。中国で日本語で利用できるという点からは住友商事のグループ会社が運営している品店(ピンストア)が便利だろう。どちらでも販売されているのはハウス食品が中国で打ち出している「味嘟嘟(ウェイ・ドゥードゥー)」というレトルトカレー。
中国に住んでいる日本人はあまり食べていない?
パッケージに漢字で商品名などが書かれているためか「味は大丈夫だろうか?」と日本人の多くは考えてしまうのではないか?中国歴5年を超えて、ようやくこのレトルトカレーを食べるときが来た。おそらく、中国で生活するほとんどの日本人は食べずに帰国しているだろう。
- 中国のハウス食品
- ハウス食品は、上海市嘉定区に味の素(中国)と合弁で上海好侍食品有限公司を2004年1月設立。中国のスーパーマーケットでもハウス食品のレトルトカレーを入手することも可能。
2.「味嘟嘟」は中国人をターゲットにした商品
レトルトカレー通としては色が気になる
自宅に電子レンジがないので「味嘟嘟」をナベのお湯で温める。温かいご飯にアツアツの「味嘟嘟」をあけてかけたところ、すこし日本のレトルトカレーよりも黄色いような・・。1年ほど前までは、広州市で週4食くらいは日本のレトルトカレーを食べていたので、かなりの種類のレトルトカレーは見てきた。この黄色いカレーの味は大丈夫だろうか?
日本のレトルトカレーをイメージしてはいけない
「味嘟嘟」を食べた感想は、とにかく香辛料の味がつよい。日本のカレーをイメージして食べると期待はずれになってしまうだろう。あくまでも中国人をターゲットとしたカレーとして食べるほうがいい。
もちろん、ハウス食品には日本で販売しているバーモンドカレーやジャワカレーという日本人向けのレトルトカレーを製造することは可能だ。中国人には「味嘟嘟」のような味のほうがいいのだろうか?(了)