無錫市(江蘇省)の日本人街に近いビジネスホテルMOTEL168!
無錫市の日本人街(新地假日広場)から徒歩5分のところに位置する莫泰酒店(MOTEL168)。莫泰酒店は1泊あたり200元未満で宿泊できるものの、安いだけではない。中国で知らない都市に行ったときは大手チェーンホテルがおススメだ。
1.日本人の長期滞在者の多い無錫市
観光都市でもあり、多くの日系企業が進出する無錫市!
上海市から高速鉄道(新幹線に相当)で約1時間のところに位置する江蘇省の無錫市(むしゃくし)。無錫市は中国の観光都市としても有名なだけでなく、1978年からスタートした改革開放政策(経済政策)の流れにのり、はやくから外資企業にも門戸を率先して開いてきた経済都市だ。
無錫市は日系企業の誘致にも力を入れ、数多くの日系企業が無錫市に進出している。最近は韓国企業の進出も多く、日本人街となっている無錫新区の新地假日広場には韓国料理店や韓国食料品店が急増している。
- 江蘇省の無錫市
- 無錫市(むしゃくし)は、蘇州市と常州市のあいだに位置する江蘇省の都市。総人口は650万人。1978年からスタートした改革開放政策により、無錫市は外資企業への誘致に力をいれ、多くの日系企業を誘致。ここ数年は韓国企業の進出が多く、韓国料理店が多い。無錫韓国人学校も設立されている。
2.無錫新区にあるビジネスホテル
日本人でも満足できる莫泰酒店(MOTEL168)!
日本人街となっている無錫新区の新地假日広場から徒歩5分のところに位置するビジネスホテルの莫泰酒店(MOTEL168、無錫市新区長江北路59号)。この莫泰酒店(MOTEL168)は全国で約400店舗ほど展開されているチェーンホテルで、如家酒店集団が展開している。
莫泰酒店の宿泊料金は都市や立地によって異なるものの、だいたい1泊あたり150元~300元(約3,000円~6,000円)くらいの。とても清潔で、日本人でも安心して宿泊できる低価格チェーンホテルのひとつ。中国で知らない都市を訪れたときは、4つ星以上の高級ホテルをのぞいて、全国チェーンホテルを選んだほうがサービスやクオリティの面で安心だ。
- 莫泰酒店(MOTEL168)
- 莫泰酒店(MOTEL168)は、中国で約400店舗のビジネスホテルを展開している。2002年に莫泰酒店は設立され、2011年5月に如家酒店に買収され傘下に入る。ホテル名に168とついているものの、168元の宿泊料金という意味ではなく、「一路発(お金持ちになる)」という広東語の発音と同じで縁起がいい数字とされる。
落ち着いた雰囲気のフロントのようす!
日本人のなかには1泊あたり200元以下のホテルに宿泊したことのない人も少なくないだろう。ここ数年、中国の低価格チェーンホテルのサービスやクオリティは驚くほど向上している。低価格ホテルといっても、日本人でも十分宿泊できるレベルになっている。むしろ、1泊あたり350元~400元くらいの中価格帯ホテルのほうが期待ハズレのホテルに遭遇する確率は高いだろう。
莫泰酒店(MOTEL168)のフロントは、とても落ち着いた雰囲気。全国チェーンのビジネスホテルは顧客対応も悪くない。チェーンホテルであれば、店舗デザイン・設計が統一されているだけでなく、サービス面もほぼ同じレベルだ。
3.莫泰酒店(MOTEL168)の客室
1泊あたり150元(約3,000円)の清潔な客室!
これが1泊150元の莫泰酒店(MOTEL168)のお部屋。期待以上に清潔、なにより布団や枕がフカフカなのがいい。客室の広さは狭いものの、リゾートにきているわけではないので十分許容できる広さだ。ベッドはセミダブルより少し大きいくらいのため、日本のビジネスホテルよりも広いかもしれない。
中国でよく見るホテルの洗面所!
莫泰酒店(MOTEL168)の洗面所・シャワー室は、中国の低価格ビジネスホテルでよく見る設計だ。必要なものは、すべて揃っているので不満はない。
朝食は別料金(18元)、充実のバイキング方式!
中国の格安ホテルでは、宿泊プラン(料金)によって朝食代が込みになっているケースと、別料金のケースがある。今回のプランでは朝食代は含まれていなかったため、別料金18元を支払った。莫泰酒店(MOTEL168)の朝食バイキングは有料であっても満足できるレベルだ。
無錫市にはビジネスや観光で訪れる日本人も少なくないだろう。この莫泰酒店(MOTEL168)にかぎらず、大手の低価格ビジネスホテルであれば、それほど期待ハズレのホテルにあたることはない。意外なほど、低価格チェーンホテルのコストパフォーマンスが高いことに驚くはずだ。(了)