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海外旅行保険、割高なセットプランにご注意!

3月16日から24日までの9日間、中国に行ってきました。関西空港に到着して、海外旅行保険に入っていないことに気が付いて保険を検討。何かあったときのために、東京海上日動火災の海外旅行保険に加入。

1.これまで結構お世話になってきた海外旅行保険

20歳のときのオーストラリア旅行が海外旅行のスタート。これまで20か国ほど海外をブラブラしてきた。シドニー(オーストラリア)での食中毒、チェンマイ(タイ)での急性副鼻腔炎(以下、補足)による入院など、海外旅行保険に何度もお世話になる。

(補足)急性副鼻腔炎は、風邪などにより鼻腔の近くにある副鼻腔に細菌が入り、その細菌が繁殖して炎症して起こる。急激な頭痛など発生する。

(写真)東京海上日動の海外旅行保険ハンドブック

(写真)東京海上日動の海外旅行保険ハンドブック

2003年、チェンマイ(タイ)旅行中に急性副鼻腔炎で4日間ほど入院したときは、日本円に換算して6万円ほど医療費が発生。結局、海外旅行保険により、全額を補償してもらった。日本人が安心して受診できる医療機関の場合、海外ではかなり高額の医療費が請求される。

中国で日本人を専門とする医療機関で風邪の診療を受けると、約1万円かかる。多くの海外旅行保険は、現金不要のキャッシュレス支払に対応している。十分な現地通貨が手元にない海外旅行者にとって、キャッシュレス対応はとても助かる。

2.海外旅行保険、セットプランよりバラ掛けがお得

東京海上日動火災であれば、中国渡航で9日間の海外旅行保険に加入した場合、もっとも安いセットプランは5,860円(タイプZ1)。バラ掛けは、ちょうどタイプZ1の半額である2,930円だった。1日あたり325円ほど。

海外旅行保険の比較表

傷害や疾病で死亡した場合、結婚して家庭をもっているかどうかで死亡補償を考えるのが合理的だ。結婚していない人は、死亡して遺体の処理などに関連した費用をカバーできるかどうかで判断したらよい。ある程度の貯蓄があるなら、死亡補償に入らなくても身内に金銭的な迷惑はかからない。私は独身のため、死亡補償は不要と考えた。

携行品損害は自己責任と考えて補償不要。この死亡補償と携行品損害補償を減らすと、保険料は大きく下がる。注意が必要なのは、東京海上日動火災はインターネットではセットプランしか選べない。空港にある代理店または旅行代理店で手続する必要がある。

海外旅行保険のバラ掛けをしてみると、いったい自分は何を補償する必要があるか考えるキッカケになる。過大な海外旅行保険にご注意を。

(了)

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