南京市(江蘇省)にある全季酒店、便利な立地で割安な宿泊料金!
南京市中心では全季酒店という中級クラスのホテルがおススメだ。1泊あたり250元(約5,000円)の宿泊料金で、日本人でも満足できるクオリティのホテル。大手ホテルチェーンの華住酒店集団(グループ)が運営している安心のホテルだ。
1.南京市にある全季酒店
南京市中心部の新街口へのアクセスも便利なホテル!
上海市から中国高速鉄道(新幹線に相当)で約1時間10分のところに位置する江蘇省の南京市。中国高速鉄道が運行するまでは上海市から列車で4時間ほどかかっていたものの、中国高速鉄道が開通したことにより上海から日帰りでも訪れることができる都市になった。
その南京市でおススメのホテルは、華住酒店集団(グループ)が展開している中級ホテルの全季酒店(虹橋中山北路店)。中国の比較的大きな都市の便利な立地に展開していて、1泊あたり250元~300元(約5,000円~6,000円)クラスの宿泊料金の設定だ。中国の格安ビジネスホテルよりもグレードは高く、日本人旅行者でも満足できるレベルのホテル。全季酒店(虹橋中山北路店)は南京市の繁華街である新街口にも公共バスで10分ほどの便利なところに位置している。
- 江蘇省の南京市とは?
- 南京市は、江蘇省の省都(県庁所在地に相当)。上海市から高速鉄道で約1時間10分の内陸側に位置する。南京市の総人口は821万人(2014年末)で、同じ江蘇省の蘇州市(1,060万人)よりも少ない。南京市には中山陵や夫子廟など観光スポットも多い。
1泊あたり250元(約5,000円)前後で宿泊可能!
この全季酒店(虹橋中山北路店)の宿泊料金は、1泊あたり240元~300元(約4,800円~6,000円)となっている。華住酒店集団(グループ)の公式ホームページやスマートフォン(スマホ)やタブレッド端末(iPadなど)の専用アプリから予約すると割安な料金で宿泊することができる。
中国国内を出張や旅行する日本人の多くは、おそらく1泊あたり350元~500元(約7,000円~1万円)のホテルに宿泊しているだろう。この価格帯(350元~500元)のホテルであっても「考えていたほどの部屋のクオリティやサービスは高くなかった」「期待はずれだった」というケースも中国では少なくないだろう。
これまで上海、蘇州、南京の全季酒店に宿泊してきた感想として、全季酒店ではどこもほぼ同じレベルの品質を維持している。宿泊料金以上に満足できる、中国で最もおススメできる中級ホテルチェーンのひとつ。コストパフォーマンスとしては最も高いホテルのひとつではないだろうか。
- 華住酒店集団(グループ)
- 華住酒店集団(グループ)は、割安ホテルチェーンの漢庭酒店を中心に中国全土にホテル展開している企業。2005年設立。ホテルブランド毎に価格帯が分かれており、海友酒店は90元~150元(約1,800円~3,000円)、漢庭酒店は150元~250元(約3,000円~5,000円)、全季酒店は250元~400元(約5,000円~8,000円)となっている。
2.全季酒店の部屋の様子
全国チェーンの安心できる部屋の品質グレード!
全季酒店の部屋の内装デザインは、白っぽいクリーム色をベースにしたもの。格安ビジネスホテルとは少し異なり、落ち着いた部屋の雰囲気になっている。もっとも価格の安いシングルルーム(大床房)でも一定の広さを確保している。日本人でも安心して宿泊できるレベルのホテルだ。
朝食は28元(約560円)、華酒酒店のゴールドメンバーは無料!
全季酒店には朝食用レストランが用意されている。南京のこの全季酒店では1食28元(約560円)。宿泊プランや華住酒店集団(グループ)のメンバーカードの有無・ランクによっては無料でバイキング形式の朝食を食べることも可能だ。
南京事件(中国では南京大虐殺)という歴史的な経緯により、南京を観光地として訪れる日本人はそれほど多くないだろう。南京は歴史の古い街で、1912年に誕生した中華民国の臨時政府が置かれた都市でもある。中国人旅行者に大人気の中山陵(孫文のお墓)や夫子廟などの見どころの多い観光スポットも少なくない。
南京市随一の繁華街である新街口は、上海や広州に負けないような近代的な高層ビルが立ち並んでいる。南京市は日本人の多くが抱いているような少し発展の遅れた地方都市というイメージとは大きく異なっているはずだ。上海からは高速鉄道で約1時間とアクセスしやすいので、是非とも機会があれば訪問することをおススメしたい。(了)