杭州市(西湖文化広場駅)にある日本料理店「三郎」!
杭州市には2,000人を超える日本人長期滞在者がいるものの、日本料理店がほかの都市にくらべて少ない。やっとのことで発見したのは、西湖文化広場駅のすぐ近くにある楽座グループの三郎(さぶろう)という日本料理店だ。
1.数少ない杭州市の日本料理店
西湖文化広場駅から徒歩1分、日本料理店の三郎!
杭州市には2,000人ほどの日本人が長期滞在しているものの、江蘇省の蘇州や無錫などにくらべて日本料理店の数は少ない。杭州市内で日本人長期滞在者をターゲットとした日本人街を残念ながら見つけることができなかった。
数少ない日本料理店のなかで、西湖文化広場駅から徒歩1分のところにある日本料理店を発見。楽座グループの三郎(さぶろう)という日本料理店だ。駅前の目立つ場所にお店があるため見つけやすい。ひと目みて、日本料理店とわかる店構えだ。
- 浙江省の杭州市
- 杭州市は、浙江省の省都(日本の県庁所在地に相当)。西湖を代表とする中国の観光名所としても有名。総人口は884万人(2013年末)。総面積は1万6,596k㎡で東京都の約8倍、蘇州市(江蘇省)の2倍の広さ。杭州市は8区、2県、2県級市(建徳市、臨安市)を管轄している。在留邦人数は約2,000人。
2.秋葉原にも店舗がある三郎(楽座)
楽座グループとして4店舗展開!
日本料理店の三郎は楽座というグループに属している。楽座グループは秋葉原(東京都千代田区)や新小岩(東京都葛飾区)にも居酒屋を出店している。インターネットの食べログなどをみると、もともと中華料理店だったところを居酒屋に転換したようだ。リーズナブルで美味しいとネット上で評判だ。
かなり人気の西湖文化広場駅にある三郎(楽座)
19時ごろに三郎に入ると、お客さんでいっぱい。すぐには席につけないほどの混み具合。三郎のある西湖文化広場駅は、杭州市のまさに中心部。たくさんの人が行きかう場所。そのような場所にもかかわらず、日本料理店はほとんどない。そこで、ひと目につきやすい三郎にお客さんが集まっているというわけだ。
持ち帰りカツ丼(35元)!かなり美味い
けっきょく、混みあっていたため店内で食事をせずに、カツ丼(35元)を持ち帰ることに。三郎ではカレーライス、かつ丼、うな重、牛丼、寿司、天ぷらなど典型的な日本料理メニューが並んでいる。お客さんは基本的に地元の中国人がメインだ。
浙江省の省都である杭州市にそれほど日本料理店がないのは不思議でしょうがない。江蘇省の蘇州、無錫、常州、常熟、南通などでは日本人長期滞在者向けの日本料理店があふれている。
神田川拉麺という杭州市発祥の日式ラーメン店(中国人向けの日本風ラーメン店)で、日本料理を食べている日本人長期滞在者を見かけるような状況だ。杭州市は、都市の規模と日本人の数にくらべて、日本料理店の数は少なすぎる。(了)