上海旅遊集散中心の周荘、同里へのバス往復チケットの入手先！

上海から気軽に日帰り観光できる周荘と同里。上海市内から出発するなら上海市観光局の主催している上海市旅遊集散中心が販売している往復バスチケットが便利でお得。周荘や同里にある有料の観光エリアへの入場料も含まれている。

１．上海市内から周荘、同里への個人旅行

上海市から日帰り観光でおススメの周荘、同里。外国人にも人気の水郷の町だ。上海市から約１時間半くらいのところに位置している風光明媚な観光スポット。周荘も同里も見どころはそれほど多くないので、日帰り旅行で問題はない。

（写真１）水郷の町の周荘、風情あふれる風景が広がる

中国の大手旅行サイトが主催している上海市内から周荘や同里への日帰り団体旅行パックは150元（約2,800円）くらいであるものの、残念ながら自由に行動することはできない。とくに中国人に慣れていない人にとっては、ゆっくり観光を楽しむことができないだろう。

いっぽう、上海市内からのバス往復チケット（観光エリアへの入場チケット付き）を購入すれば、周荘または同里に到着すると完全に自由行動。しかも、周荘の観光エリアへの入場料100元も込みになって150元とお得な料金設定。日本人には、こちらのほうがおススメだ。

（写真２）上海市からのバス往復と入場料がセットになったチケット

いったい、どこから周荘または同里行きのバスは発着しているのか？周荘または同里の団体旅行パックではなく、往復バスセットは上海体育館と上海虹口足球場の上海市旅遊集散中心から発着している。インターネット上で上海体育館の上海市旅遊集散中心は有名なものの、上海虹口足球場からの発着はあまり知られていない。

（写真３）上海市旅遊集散中心のある上海虹口足球場（上海市虹口区）

上海虹口足球場駅（地下鉄）から徒歩１分のところの上海虹口足球場敷地内にある上海市旅遊集散中心のチケットセンター。当日のバスもここから出発する。この上海虹口足球場を出発し、上海体育館の上海市旅遊集散中心に立ち寄り、そして目的地まで向かう。

出発時間は朝7時45分、周荘の帰り便は現地15時15分の出発だ。周荘の滞在時間は短いように感じるかもしれないが、実際のところ15時15分までで見どころをまわり、余裕をもって昼食を取ることが可能だ。

（写真４）上海市旅遊集散中心の入り口（上海虹口足球場）

上海市旅遊集散中心が主催している一日遊（日帰り旅行）は、周荘、同里、烏鎮、朱家角など。これらのチケットは往復バスと入場料がセットになっている。周荘や同里の自由旅行には、上海市旅遊集散中心の往復バスが最も便利で安いだろう。

（写真５）上海市旅遊集散中心が主催する一日遊（日帰り旅行）

上海虹口足球場の上海市旅遊集散中心では数日前からチケット購入可能。現金だけでなく銀聯カードでの支払いも可能だ。

（写真６）上海市旅遊集散中心（上海虹口足球場）のチケットセンター

日本人が中国人団体旅行客の日帰り旅行に参加するのは言葉の面でつらい。観光エリアでも他の旅行客と一緒に回らないといけないので、自分のペースでまわることもできない。上海からの旅行であれば、上海市旅遊集散中心の往復バスチケットを利用するのが一番よいだろう。（了）