中国の生活、ビジネスに役立つ情報を発信するサイト

上海観光の人気スポット「豫園」、独特の雰囲気の商業街!

上海観光の定番スポットのひとつ豫園(よえん)。豫園の庭園に入るには入場料を支払う必要があるものの、豫園周辺に広がる豫園商城(ショッピングスポット)は無料だ。さまざまなお土産物も販売されており、見てるだけで楽しめるはずだ。

1.上海といえば豫園

18年の歳月がかけられた上海を代表する庭園!

上海といえば上海テレビ塔(東方明珠電視塔)などが見渡せる外灘(わいたん)が有名だ。その外灘以外にも、上海観光では豫園という明代の庭園も定番の観光スポットだ。上海を訪れる観光客は外灘とセットで豫園を訪れる人が少なくない。外灘からも徒歩15分ほどで豫園まで行くことができる。

豫園は1559年~1577年までの18年間をかけて造られた庭園。1982年には国務院(内閣)より国の重点文化財に指定されている。南京東路と同様に、もっとも上海らしい雰囲気を楽しめる観光スポットのひとつ。なお、豫園の庭園内に入るには入場料40元(約700円)が必要だ。

(写真1)上海を代表する観光スポットの豫園旅遊商城(上海市)

(写真1)上海を代表する観光スポットの豫園旅遊商城(上海市)

2.活気ある豫園旅遊商城

無料で楽しめる豫園周辺の商業街!

豫園の庭園内を見学するには入場料(40元)が必要になるが、豫園周辺の商業街(豫園商城と呼ばれる)は無料で見学可能だ。ここには中国各地から訪れる中国人観光客が集まり、豫園商城にはすさまじい熱気がただよっている。

(写真2)平日でも多くの観光客でにぎわう(上海・豫園商城)

(写真2)平日でも多くの観光客でにぎわう(上海・豫園商城)

スターバックスも周辺の雰囲気に同化している!

豫園商城でスターバックス・コーヒー(星巴克珈琲)を発見。お店の外観は完全に豫園の雰囲気にマッチするようにアレンジされている。

(写真3)上海豫園商城内にあるスターバックスコーヒー

(写真3)上海豫園商城内にあるスターバックスコーヒー

見るだけで楽しめるお土産屋さん!

豫園商城内は歩いているだけで楽しめる。観光客が目を引くようなさまざまなお土産が販売されている。日本のように値札はないので、しっかり価格交渉をしないと高値をつかまされる可能性が高い。

言い値を参考にして、しっかり価格交渉をしよう。中国の観光スポットも10数年前とくらべると、とてつもない言い値をいうことが少なくなっている。日本円に換算しなおして、価格が妥当と思えるか考えてみると良いだろう。

(写真4)上海豫園商城内に出店しているお土産屋さん

(写真4)上海豫園商城内に出店しているお土産屋さん

豫園でみると魅力的に見えるお土産!

上海の街中でもお土産物は販売されているが、豫園商城で同じモノをみると、なぜか魅力的にみえてしまう。お土産と豫園商城の雰囲気がマッチしているからだろうか?

(写真5)高すぎる言い値で買わないよう注意が必要(上海・豫園商城)

(写真5)高すぎる言い値で買わないよう注意が必要(上海・豫園商城)

上海観光というと、日本人が訪れるのは、上海テレビ塔(東方明珠電視塔)、外灘、南京東路、淮海路、新天地、そして豫園ではないだろうか?2泊3日くらいのスケジュールであれば、となりの蘇州市もあわせて訪れる人も多い。上海テレビ塔、南京東路、外灘、豫園は地理的に集まっているので、同じタイミングで訪れると効率的に観光することができるはずだ。(了)

top of page