中国の生活、ビジネスに役立つ情報を発信するサイト

中国の国内線フライト、日本語版ホームページで購入すると割高?

3月16日から24日まで上海と広州の様子を見学。大阪と上海間はマイレージ交換で取得した全日空空輸(ANA)の航空券で往復。マイレージ交換で取得した航空券は、航空運賃自体は無料で、税金や燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)として17,070円だけ自己負担する必要がある。自己負担額のなかで、12,600円(往復分)の燃油特別付加運賃が大部分を占めた。

上海と広州間は中国東方航空で往復。中国国内線の航空券を購入する際、航空会社の日本語版ホームページから購入すると、中国語版サイトに比べて割高な価格設定になっているので注意が必要だ。

1.中国の国内線、日本語版ホームページは割高?

広い中国国内を効率的に移動する場合、少し離れた区間であれば飛行機に乗って移動することが多い。大阪と上海間の飛行時間は、約2時間30分。実は、上海と広州間も、ほぼ同じ飛行時間(2時間30分前後)が必要だ。

中国国内は、中国系の航空会社が運航している。この国内の航空券を入手するとき、日本人であれば日本語版の航空会社ホームページから購入している人もいるかもしれない。実は日本語版ホームページは中国語版に比べて、かなり割高な価格に設定されている。つまり、日本語版から購入すると高い。

2.中国語版と日本語版、上海-広州間で価格の違い

たとえば、上海から広州にフライトで移動した場合、中国東方航空の日本語版ホームページで航空券を購入すると26,530円。中国語版ホームページであれば、1,190元(約19,635円)となり、中国語版は約7,000円も高い。中国南方航空も同じように日本語版のほうが高い。

 

(図1)中国東方航空の日本語サイト:上海→広州は26,530円(税込)

(図1)中国東方航空の日本語サイト:上海→広州は26,530円(税込)

(図2)中国東方航空の中国語サイト:同区間が1,020元(税別)

(図2)中国東方航空の中国語サイト:同区間が1,020元(税別)

(図3)中国南方航空の日本語サイト:同区間が24,360円(税込)

(図3)中国南方航空の日本語サイト:同区間が24,360円(税込)

(図4)中国南方航空の中国語サイト:同区間が870元(税別)

(図4)中国南方航空の中国語サイト:同区間が870元(税別)

(了)

top of page