上海徐匯区のIKEA(イケア)、アパート借りたら家具購入!
中国で日本人が満足できる家具販売店となると、おススメはIKEA(イケア)です。日本にも進出していますので、少なくとも店舗名は耳にしたことがあるでしょう。中国では北京、上海、広州などの日本人の多く住む都市に出店しています。
1.上海市内中心部にあるIKEA(徐匯商城)
中国の大都市で展開しているIKEA
中国の賃貸マンションは家具付きが一般的ですが、必ずしも必要な家具がすべて揃っている物件ばかりではありません。そのような時に便利なのは日本でも展開している大型家具から小物まで全般的に取り扱っているIKEA(イケア)。中国の北京、上海、広州、深センなどの一線都市とよばれる大都市には、すでにIKEAは進出しています。
- 一線都市とは?
- 一線都市とは、中国のなかで不動産価格や所得水準などの生活レベルや物価の高い大都市のことを言います。明確な定義はありません。中国語では「一線城市」 と書きます。「第一財経週刊」という雑誌は2014年、19都市を指定しています。北京、上海、広州、深センなどは一線都市の代表。
とても便利な場所にあるIKEAの徐匯商城
IKEAは上海市内に3店舗あります。上海市内の徐匯区、宝山区、浦東新区の3地区に店舗を出しています。今回見学したのは上海市内中心部のひとつである徐匯区にあるIKEA。とっても便利な場所にあります。
中国語でイケアは宜家(イージャー)と言います。英語の音であるIKEAに少しだけ似ているイージャーという中国語の発音であり、「適切な家」「ふさわしい家」という宜家という漢字。だれが名付けたのか分かりませんが、良いセンスですね。
- IKEA(イケア)とは?
- IKEAは、スウェーデンで1943年に発祥した大型の家具販売店。ヨーロッパをはじめ、北米、アジア、オセアニアなどに展開している。日本では、関東、関西、九州に8店舗。中国では北京、上海などの大都市を中心に15店舗を展開している。
2.国慶節中はお客さんがいっぱい!
大型連休中のIKEAは避けたほうがいい、人が多すぎる
中国の国慶節連休にあたる10月5日に徐匯区にあるIKEAを訪問すると、平日の5倍以上のあふれるような人混みでした。平日のIKEAはここまで見学者は多くありません。中国人にとってIKEAは家族が休みを過ごす絶好のスポットになっているようです。人混みが苦手な人は、なるべく中国の連休にIKEAに行くことは避けましょう。
中国生活をはじめた日本人にIKEAはおススメ
日本にはニトリや無印良品などが繁華街や駅の近くにありますので、日本でIKEAに行ったことがない人は少なくないでしょう。無印良品は北京や上海にも出店していますが、ニトリは2014年10月にようやく武漢市(湖北省)に初出店しました。そのため、中国のなかで日本人が満足できる大型家具販売店となると、やはりIKEAでしょうか。
3.イケアファミリーカードも申請できる
会員カードはお店で手続きできる
IKEAで買い物するときには、イケアファミリーカード(IKEA FAMILY)とよばれる会員カードがお得です。ホットコーヒーが無料で飲めたり、商品によってはメンバー価格で安く購入することができます。
上海市内にある徐匯区のIKEAでは、店舗入り口の近くにあるパソコン端末で加入手続きを行うことができます。イケアファミリーカードを持っていない人も当日から会員カードを利用することができます。
日本で発行されたイケアファミリーカードも利用可能
このイケアファミリーカードは世界共通で利用することができます。日本で使っていたイケアファミリーカードを持っている人は、何の手続きもなく中国や他の国で利用することができます。
上海に仕事で引越ししてきた人は、イケアファミリーカードをもって新しく賃貸したアパートの小物家具などを揃えてみてはいかがでしょうか。それほど高くない価格で世界共通のIKEA製品を手に入れることできますよ。(了)