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無錫市の南長街(清名橋古運河景区)、古い街並みが残る!

蘇州市と常州市のあいだに位置する江蘇省の無錫市。日系企業の進出も多く、華東ビジネスにかかわる日本人にはよく知られた都市のひとつ。無錫市は中国の観光地としても有名で、市内中心部にも観光としての見どころスポットも少なくない。

1.無錫市(江蘇省)の老街(昔ながらの街)

運河の周りに広がる歴史あふれる商業街!

蘇州市(江蘇省)の西側に位置する無錫市(むしゃくし)。日系企業の進出も多く、無錫市に仕事で長期滞在する日本人も少なくない。無錫市は中国の観光都市としても有名なところで、見どころも少なくない。市内中心部には南長街(無錫市南長区)という、昔ながらの街(老街)がある。別名は清名橋古運河景区。

運河の周囲には昔ながらの建物が広がっている観光スポットだ。この運河から一歩、道を入ると、飲食店を中心に商業街が展開されている。清名橋古運河景区は、2014年6月に世界文化遺産に認定された京杭大運河(黄河、長江など、全長1,797km)の一部。

(写真1)清名橋古運河景区、運河と建築物がマッチしている

(写真1)清名橋古運河景区、運河と建築物がマッチしている

江蘇省の無錫市(むしゃくし)
無錫市(むしゃくし)は、蘇州市と常州市のあいだに位置する江蘇省の都市。総人口は650万人。1978年からスタートした改革開放政策により、無錫市は外資企業の誘致に力をいれ、多くの日系企業を誘致。ここ数年は韓国企業の進出が多く、韓国料理店が多い。無錫韓国人学校も設立されている。

2.観光スポットになっている南長街

たくさんの観光客が訪れる南長街(清名橋古運河景区)

この清名橋古運河景区は全長5.5km。2010年6月、中国歴史文化名街に認定され、観光スポットして多くの人が訪れている。清名橋古運河景区の歴史は古く、10世紀ごろにできたようだ。派手な商業街のようなところではなく、独特の雰囲気ただよう観光地だ。

(写真2)清名橋古運河景区の入り口、観光客をひきつける門

(写真2)清名橋古運河景区の入り口、観光客をひきつける門

スターバックス・コーヒーも街並みにあった店舗デザイン!

清名橋古運河景区にあるスターバックス・コーヒーも観光地用の仕様だ。古い街並み、商業街に違和感がないようにな店舗デザインになっている。中国人のあいだでスターバックスは大人気で、この特別仕様のスターバックスもお客さんでいっぱいだ。

(写真3)清名橋古運河景区にマッチしたスターバックスの店舗デザイン

(写真3)清名橋古運河景区にマッチしたスターバックスの店舗デザイン

中国のスターバックス
中国のスターバックスは1999年1月、北京の国際貿易センターに1号店をオープン。中国本土の60以上の都市で1,000店舗以上を展開している。なお、日本のスターバックスは1,034店舗(2014年3月末時点)。

あめ細工のお菓子をつくる職人も!

清名橋古運河景区を歩いていると、あめ細工をつくっている人を発見。普通の商業街では売れないモノも、観光気分あふれる清名橋古運河景区では人気のようだ。

(写真4)清名橋古運河景区であめ細工をつくる職人(江蘇省・無錫市)

(写真4)清名橋古運河景区であめ細工をつくる職人(江蘇省・無錫市)

この清名橋古運河景区は市内中心部にあるためアクセスもしやすい。しっかり清名橋古運河景区を回ろうとおもうと2~3時間ほど必要になるが、ざっくり見るなら1時間くらいで問題ない。入場料も不要のため、気軽に訪れることができるだろう。(了)

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