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無錫(江蘇省)にある南禅寺、高さ43メートルの妙光塔も!

上海に留学したことがある人は、近場の観光地として無錫市を訪れたことがある人も多いだろう。無錫市は中国人のあいだでも観光地として有名なところ。見どころも多い。市内中心部には南禅寺という寺院があり、時間があれば訪れたい所。

1.市内中心部にある南禅寺

南朝(西暦420年~589年)からの古い歴史のある南禅寺!

蘇州市と常州市のあいだに位置する江蘇省の無錫市(むしゃくし)。無錫市の市中心部には古い歴史をもつ南禅寺(なんぜんじ)という寺院があり、多くの観光客が訪れる観光スポットのひとつになっている。

南禅寺の周辺は商業街(買い物スポット)になっており、無錫市旅遊街とよばれ4A級の観光名所に指定されている。無錫市を観光で訪れたときは、南禅寺の周辺を見て回ってはどうだろうか。

(写真1)無錫市・南長区にある南禅寺、観光スポットになっている

(写真1)無錫市・南長区にある南禅寺、観光スポットになっている

江蘇省の無錫市
無錫市(むしゃくし)は、蘇州市と常州市のあいだに位置する江蘇省の都市。総人口は650万人。1978年からスタートした改革開放政策により、無錫市は外資企業への誘致に力をいれ、多くの日系企業を誘致。ここ数年は韓国企業の進出が多く、韓国料理店が多い。無錫韓国人学校も設立されている。

南禅寺にある高さ43メートルの妙光塔!

南禅寺には妙光塔とよばれる高さ43メートルの塔がそびえたっている。妙光塔の前までは無料で近づくことができるものの、妙光塔を登るには実質的に入場料10元(約170円)が必要だ。妙光塔のまえに、おじさんが座っていて寄付のような形で入場料を支払うことになる。塔を維持するために必要な費用なのだろう。

(写真2)南禅寺にある妙光塔、高さ43メートル(江蘇省・無錫市)

(写真2)南禅寺にある妙光塔、高さ43メートル(江蘇省・無錫市)

2.南禅寺にある商業街

完全に商業化された寺院周辺、ショッピング街に!

南禅寺の周囲は完全に商業街となっている。飲食店よりも雑貨店などモノを販売しているお店が多い。南禅寺の雰囲気にマッチするような外観の商業街になっているため、雰囲気はバツグンにいい。上海の豫園(よえん)、蘇州の観前街のように、観光スポットと商業街が一緒になったパターンだ。中国ではよく見かける観光地モデルのひとつ。

(写真3)南禅寺の周りはたくさんのショップでにぎわう

(写真3)南禅寺の周りはたくさんのショップでにぎわう

路上では雑貨や骨とう品の販売も!

南禅寺のなかには骨とう品を路上販売する人をみかける。寺院の雰囲気にマッチして、なんとなく骨とう品も価値が高そうに思えてしまうのは不思議なもの。手にもって骨とう品をみる人も多く、中国の普通の歩行者天国(歩行街、ショッピング街)で販売するよりも、ここの骨とう品の売れ行きはよいはずだ。

(写真4)南禅寺の敷地内の路上で骨とう品を販売中

(写真4)南禅寺の敷地内の路上で骨とう品を販売中

靴磨きはたった3元(約50円)!

中国の観光地には靴磨きのおばさんも出現する。これまで雲南省(シーサンバンナ)、広東省(広州市)でも靴磨きを体験したことがあるが、中国での靴磨きの一般的な相場は3元(約50円)。靴磨きのおばさんは道具をしっかりそろえており、期待以上にしっかり磨いてくれる。

途中で長いブーツをはいた女性が値段をたずねたところ、おばさんは「そのブーツは大きいので5元」とちょっと高めの値段をこたえていた。

(写真5)南禅寺敷地内で靴磨きをする職人、だいたい5分程度で完了

(写真5)南禅寺敷地内で靴磨きをする職人、だいたい5分程度で完了

南禅寺は市内中心部に位置しており、観光地のなかでもアクセスしやすい。市内中心部のもう一つの観光スポット、清名橋古運河景区(別名は南長街)からも徒歩で行くことができる。中国らしい雰囲気を愉しむスポットとしておススメの観光地のひとつ。(了)

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