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中国で靴底の修理、お得な価格と納得できる仕上がりレベル!

いつのまにか靴底がすり減っていないだろうか?靴底の材質が悪いのか、歩き方が良くないのか。靴底のヒール部分のすり減り方がすさまじい。上海の靴底修理は、それほど高くない価格で修理レベルも悪くない。

1.靴底の摩耗が激しい

ヒールの摩耗がはげしい

中国に来てから街を歩いていると、最近、脚がやけに疲れる。日本で購入した革靴の底をみると、両方のヒール(かかと)部分が大きく摩耗してしまっている。この靴は何年も使ったわけではなく、JR尼崎駅の近くにある、あまがさきキューズモール(旧COCOEあまがさき、兵庫県)というショッピングモールで今年4月に購入したばかりだ。歩き方が良くないのか、それとも靴底の材質が摩耗しやすいのか?

(写真1)修理する前、靴底のヒール(かかと)が擦り切れてしまっている

(写真1)修理する前、靴底のヒール(かかと)が擦り切れてしまっている

2.靴底修理屋を発見!

まさに街の修理屋

購入してからたった3ヶ月しか過ぎていないので、靴底のヒール(かかと)の摩耗を除くと、靴の表面など他の部分は問題ない。自宅の近くで靴底を修理してくれるところを探していると、まさに街の修理屋という雰囲気の修理店を発見。

(写真2)中国の靴の修理屋、なぜか朝が早い、毎朝8時には開店している

(写真2)中国の靴の修理屋、なぜか朝が早い、毎朝8時には開店している

3.納得できる価格と技術レベル

靴底全部を交換するか、ヒールだけ修理するか?

この店に入ると、40歳前後の男性が「どうしたのか?」と尋ねてきた。靴底のヒールが摩耗して擦り切れた靴を見せると「この摩耗はひどい。もっと早く持って来るべきだ。靴底のゴムの部分すべてを交換すると両方で80元(約1,320円)、すり減ったヒールのゴム部分だけの修理方法なら40元(約660円)だよ」と説明してくれた。

どうしようか?悩ましい。靴底のゴムすべてを交換すると、恐らく見た目はきれいになるだろう。ただ、80元は少し高い。靴底のゴムは全体的に劣化しているわけではないので、過剰な修理ではないだろうか?

部分修理の40元は確かに安い。ただ、修理された後の靴底の状態は大丈夫だろうか。見た目はツギハギしたようになってしまわないだろうか。ちなみに、日本で靴底のヒール(かかと)を修理すると最低2,000円はかかる。

(写真3)修理の様子、修理用の専用機械を導入している

(写真3)修理の様子、修理用の専用機械を導入している

修理された靴底は?

3分ほど迷った結果、40元の部分修理をすることにした。どうしても修理された靴底に納得できなければ、また靴底のゴム全体を交換すれば良いだろう。じつは中国で革靴を修理するのは初めてではない。

4年前くらいに広東省中山市の路上修理屋で修理したことがある。修理の料金は靴両方で30元。その時の修理方法は、まず靴底を削り、切ったゴムの板を靴に貼り合わせ、靴の裏側から釘を打ち込んでいた。数ヶ月経つと、再び摩耗して靴の内側に押し上げられた釘が出てきた。

今回の修理はどのようなレベルなのだろうか?10分くらい店内で待っていると、修理された靴をかかえて修理工の男性が戻ってきた。写真では少し見にくいが、日本の靴底修理より少し完成度は落ちるものの、予想以上にきれいに仕上がっている。

(写真4)予想以上にきれいに修理された靴底

(写真4)予想以上にきれいに修理された靴底

靴やカバンのクリーニングも可能!

中国の靴の修理屋は、靴底の修理だけでなく、靴やカバンのクリーニングも行っている。靴やカバンは、なかなか日本でクリーニングする機会がない。価格も数十元なので一度、試してみてはどうだろうか。(了)

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