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上海で蛍光灯の交換、費用の相場はどのくらいか?

中国でアパートを賃貸した日本人のなかには、室内の電灯に不満をもっているひとは少なくないのでは?日本の一般家庭では普通の蛍光灯が一般的に使用されているが、中国人は黄色っぽい光を発する電灯を好む。中国で電灯交換の価格相場は?

1.日本と違い蛍光灯のフレームの配線が焼け切れる

中国では配線が焼け切れることが多い

中国で生活していると、日本ではあまり遭遇しないトラブルが起こる。そのなかのひとつに、蛍光灯が切れる前に蛍光灯フレームの配線が焼け切れてしまうというトラブルがある。

これとよく似たことで、延長コードともよばれる複数のコンセントを差し込むテーブルタップ(または電源タップ)も配線が焼き切れることが頻繁に起こる。大型スーパーなどで10元(約160円)前後のテーブルタップが販売されているが、質の悪いものはこわれやすいだけでなく、漏電や発火の原因になるようだ。

(写真1)蛍光灯が切れる前にフレームの配線が焼け切れた

(写真1)蛍光灯が切れる前にフレームの配線が焼け切れた

まったくの素人だとフレーム交換は難しい

突然、蛍光灯がつかなくなった。はじめは蛍光灯が切れてしまったと思い、近くの雑貨店で10元(約160円)の直管蛍光灯を購入。自分で付け替えてみても、あいかわらず光ってくれない。これはフレームの配線が焼け切れてしまったと思い、馴染みの修理工の袁さんに電話して来てもらうことに。

電話してから2時間後くらいに来てくれた袁さんは、まったく蛍光灯のフレームを見ることなく配線が焼け切れていると判断。蛍光灯フレームの交換を勧めてくる。中国では蛍光灯が切れるまえにフレーム配線が焼け切れることが頻繁に発生しているのだろう。

(写真2)修理工の袁さんに交換してもらう

(写真2)修理工の袁さんに交換してもらう

袁さんは、蛍光灯のフレーム代(蛍光灯付き)は70元(約1,120円)で、修理費は20元(約330円)だという。合計90元。袁さんの修理のようすを見ていると、天井から出ている配線と蛍光灯フレームの配線をつないだりしている。まったくの素人だとやり方を覚えないとできないだろう。

2.中国の部屋は暗い、ツイン式のフレームがおススメ

中国の家は日本よりも薄暗い

中国で賃貸しているマンションは日本に比べて室内が薄暗いところが多いだろう。中国人は自宅に黄色の光が出る白熱灯や電球色と呼ばれる蛍光灯を設置している家が多い。日本の一般家庭がつけている昼白色と呼ばれる蛍光灯を設置している家は少数派だろう。

(写真3)中国人は自宅では黄色の電球が好きのようだ(イメージ写真)

(写真3)中国人は自宅では黄色の電球が好きのようだ(イメージ写真)

ただ、あまりにも自宅が薄暗かったので、物件オーナー(大家)の許可をとってツイン式の蛍光灯を設置することにした。これも修理工の袁さんに人件費込で150元(約2,500円)でつけてもらった。もちろん、蛍光灯2本も価格に含まれている。

(写真4)1.2メートルのツイン式の蛍光灯フレームに交換

(写真4)1.2メートルのツイン式の蛍光灯フレームに交換

(了)

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