九安医療という中国ブランドの電子血圧計、けっこうイイかも！

中国メーカーの九安医療がつくっている電子血圧計をネット通販で購入。価格はたった108元（約1,800円）。オムロンなどの日本メーカーとくらべて、価格は半分いか。価格は安いものの１ヶ月ほど使用してみて、品質に対する不満はない。

１．不健康になっている？

血圧が高い

ここ数年のあいだで健康に対する心配がふえてきた。とくに血圧。なぜか数年まえから自分の血圧がI度（軽症）高血圧といわれる数値に日常的に達するようになっている。日本高血圧学会が定めているI度（軽症）高血圧の基準値は、下の数値は90～99、上の数値は140～159のあいだ。

もちろん、調子がいいときは正常血圧（85未満、130未満）まで血圧がさがることもあるが、ふだんは高血圧の範囲にとどまっている。20代のときの血圧は上の数値でさえ100を下まわっていたのに。

とにかく血圧を日々ウォッチする

血圧だけでなく太りすぎたときなどに有効なのは毎日その数値をウォッチすること。とにかく数値を毎日ウォッチすることで、自分のからだの状況を知って日々注意しながら生活するのが有効だ。

血圧が上がりすぎているときは、飲酒をひかえたり、ときどきジョギングしたり。からだの健康を改善するまえに、自分のからだの状況を数値で把握することが健康への第一歩。

２．ネット通販で購入した九安医療の電子血圧計

デジタル製品なら京東商城が安心

中国でデジタル製品を購入するなら、ネット通販大手の京東商城（JD.com、以下補足）が信頼できると中国人のあいだで言われている。これまで京東商城で購入したエイスース（Asus）の液晶ディスプレイやTP-LINKの無線ルーターも製品だけでなく配送サービスも満足できる。

京東商城とは？

京東商城は中国最大手の自社販売型のネット通販サイトを展開。2013年の売上高は693億元（約１兆1,400億円）。創業者の劉強東（リュウ・チャンドン）が1998年に設立。2014年５月にベンチャー向け株式市場である米ナスダックに上場。

いま中国でデジタル製品を購入するなら京東商城を最初にかならずチェックするようにしている。ほかのネット通販サイトとくらべても、デジタル製品の価格で負けていることはほとんどない。

九安医療（andon）の電子血圧計

やはり血圧計といえば日本ブランドのオムロン。京東商城はこのオムロンのもっとも安い電子血圧計を239元（約4,000円）で販売している。オムロンを購入するか迷って、ほかの製品をみていると、オムロンの半分いかの108元（約1,800円）で九安医療（andon）というブランドの電子血圧計が販売されている。デザインもシンプルで悪くない。

オムロンの半分いかの値段にひかれて九安医療の血圧計を購入することに。やはり１万円をこえない商品であれば、とりあえず使用してみて問題があれば買いかえればいいと考えてしまう。

九安医療とは？

九安医療（andon）の電子血圧計は、天津九安医療電子股份有限公司という天津市にある中国企業が製造している。1995年に設立され、2010年に深セン証券取引所に上場している。

３．九安医療（andon）の電子血圧計は問題ない？

利用して１ヶ月ほど

九安医療（andon）の電子血圧計を購入したときは安すぎて大丈夫かなと不安だったが、１ヶ月ほど利用してみた実感としてまったく品質に対する不満を感じない。この血圧計が表示する数値は自分が想定していた数値とかけ離れておらず、おそらく品質に問題はないだろう（と思っている）。

自宅に血圧計があると、いつでも血圧を測定できるのでとっても便利。いまのように血圧が高くなるまえから、自宅に血圧計を用意していればよかったと反省している。

ひとつだけ不満

この九安医療（andon）の血圧計にひとつだけ不満がある。外部電源であるACアダプタが別売りになっている点。このACアダプタは32元（約530円）で別売りされている。ACアダプタがないと動かないというわけではなく、電池でも利用できる。

電池４コで200回ほど測定できるが、ACアダプタもセットでつけておいてほしい。けっきょく、日を改めて京東商城でACアダプタを購入することとなった。

（了）