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「KIX-ITMカード」獲得ポイント、ANAやJALマイル交換方法は?

関西空港をよく利用している人はかならず持っておきたい「KIX-ITMカード」。このカードは発行手数料や年会費ともに無料で空港利用に応じてポイントを獲得することができる。そのポイントはANAやJALのマイレージにも交換可能だ。

1.特典の多い「KIX-ITMカード」

発行手数料や年会費無料、関空ユーザー必携のポイントカード

関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)を利用することで全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)のマイレージをためることができる「KIX-ITMカード」。発行手数料、年会費ともに無料。両空港で国内線や国際線を利用すると、フライトポイントというポイントが加算され、フライトポイント40ポイントごとにANAまたはJALどちらかのマイレージプログラムの100マイルに交換することができる。

空港内ラウンジは半額料金で利用可!

関空のユーザーは是非とも持っておきたいカードだ。関空の国内線の出発利用でフライトポイントは10ポイント加算され、関空の到着時の利用にも10ポイント加算される。国際線の場合は両空港の出発時点に到着分も含めて20ポイントが加算される仕組みになっている。関空であれば、空港内ラウンジであるKIXエアポートラウンジやエアロプラザ内にある休憩スペース(リフレッシュ スクエア ラウンジエリア)を通常料金の50%オフの半額で利用することができる。

(写真1)公式サイトから発行申請して90日以内に空港で受け取ることができる

(写真1)公式サイトから発行申請して90日以内に空港で受け取ることができる

KIX-ITMカードとは?
「KIX-ITMカード」とは、関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)で利用できる無料のメンバーズカード。両空港の発着利用に応じてポイントが加算され、ANAやJALのマイルに交換可能。空港内の施設利用料の割引もある。2006年7月から利用開始した「KANKU CLUBカード」から2012年7月に「KIXカード」になり、2013年7月から「KIX-ITMカード」に移行。

2.フライトポイントのマイレージ交換

公式サイトから「特典交換」

このKIX-ITMカードを入手してから1週間で早くもフライトポイント40ポイントを獲得。関空の国内線の出発と到着で20ポイント、国際線の出発で20ポイント取得。マイレージに交換できる40ポイントが集まり、ANAのマイレージ(100マイル)に交換することができた。

このフライトポイントの特典交換は、公式サイトにある会員専用ページから申請することができる。この会員専用ページから「特典交換」をクリックして進んでいく。フライトポイントは取得してから3年後まで有効。

(写真2)公式サイトの会員専用ページから特典交換を申請する

(写真2)公式サイトの会員専用ページから特典交換を申請する

「マイレージの交換はこちら」をクリック

「特典交換」ページに進んで、「マイレージへの交換はこちら」に進む。この画面に出ているマイレージ交換とラピート引換券以外は、インターネット上で手続きできないため、KIX-ITMカードカウンター(第1ターミナル、営業時間AM7時~PM23時)または受付センター(第2ターミナル、24時間営業)で交換することになる。

(写真3)マイレージ交換とラピート割引引換券はインターネットで手続き可能

(写真3)マイレージ交換とラピート割引引換券はインターネットで手続き可能

名前と生年月日を記入する

マイレージ交換にしろ、ラピート割引引換券にしろ、なぜか名前と生年月日の記入フォームが出てくる。すでに会員ログインしているので不要のような気はするが念のための再確認のようだ。

(写真4)特典交換するときに「名前」「生年月日」の記入をする

(写真4)特典交換するときに「名前」「生年月日」の記入をする

マイレージ交換はANAかJALを選択できる!

マイレージへの交換はフライトポイント40ポイントを1口として申請する。40ポイントごとにANAまたはJALの100マイルと交換することができる。なお、KIX-ITMカードの名義人のマイレージ口座にしか交換できないようになっている。

(写真5)マイレージ交換を申請する画面、「お客様番号」を間違えないように!

(写真5)マイレージ交換を申請する画面、「お客様番号」を間違えないように!

フライトポイント40Pで100マイル取得!!

このマイレージ交換してから実際にマイルが加算されるのは、翌月末以降と明記されている。2ヶ月くらい時間がかかることは覚悟しておこう。

(写真6)マイレージ交換手続き後の確認画面

(写真6)マイレージ交換手続き後の確認画面

このKIX-ITMカードの歴史をたどると、2006年7月からはじまったKANKU CLUBカードにいきつく。ただ、当初のKANKU CLUBカードは関西で普及している非接触型ICカードのPiTaPa(クレジットカード機能付き)と一体になっていた。あまり普及しなかったのか、2012年6月末で発行を停止している。

2012年7月からは現在のメンバーズカードのもとになる無料のKIXカードに移行。2013年7月から大阪国際空港(伊丹空港)でも利用できるようにKIX-ITMカードと刷新されている。最近はすごい勢いで発行数が増えているようで、2013年3月に10万人突破し、わずか1年後の2014年3月には20万人を突破している。やはり、空港を利用するとANAやJALのマイルが加算されることが大きい。(了)

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