外国語学習で知っておくべき!基本的な考え方
2002年に中国語の学習をはじめてから、すでに12年が過ぎた。仕事の転勤などで中国には4年半ほど滞在。せっかくなので、長いこと外国語の学習に取り組んできた、その学習方法の考え方を紹介したい。この基本的な考え方をもっていれば、外国語の学習方法に大きな軸ができるはずだ。
1.中国語に限らず外国語学習とは?
ここで紹介する考え方は、本などで知ったものではなく、自分の頭であらためて考えたもの。かなりシンプルな考え方。もしかすると、小学生の時に学校で教えてもらったかもしれない。おそらく言葉(または言語)に関する書籍で紹介されているかもしれない。
英語や中国語に限らず、言葉の構造について考えてみよう。言葉は「話す」「聞く」「書く」「読む」の4つの行動に分かれる。その4つ行動をつくっている要素は(1)文法(言葉の構成やルール)(2)単語(3)音(主に発音)の3つ。この3つの要素を覚えて、あとは4つの行動が上手くなるようにトレーニングを繰り返すだけ。
2.「ドラゴン桜」では英語学習=スポーツと定義
落ちこぼれ高校の生徒が東大合格を目指すマンガ「ドラゴン桜(三田紀房氏の著書、全21巻)」の英語の学習方法で言われているように、語学学習はスポーツのトレーニング(練習)のようなもの。
3つの要素(文法、単語、発音)を覚えて、あとはトレーニングを続ける。どんなスポーツでも、そのルールや基本動作を覚えて、トレーニングを繰り返す。スポーツと外国語の学習はほんとうに似ている。あとは、どうやって効率的にトレーニングをしていくかだ。(了)