螢石(ezviz)の監視カメラ、スマホからリアルタイム確認も可能!
中国で店舗出店する場合、管轄の公安当局から監視カメラの設置を求められることも少なくない。中国で監視カメラを選ぶなら、中小型店舗では海康威視(HIKVISION)というメーカーの家庭用ブランドの螢石(ezviz)がおススメだ。
1.欠かすことができない監視カメラ
中国最大の監視カメラ会社の家庭用ブランドezviz!
中国で最大の監視カメラメーカーの海康威視(HIKVISION)。その海康威視が家庭用監視カメラのブランドとして投入しているのは螢石(ezviz)。螢石(ezviz)はEasy View/Visonという単語から来ている。
海康威視は中国市場で50%以上のシェアを持ち、2015年の世界シェアは19.5%と言われる。海康威視はすでに中国を代表する監視カメラになっている。その海康威視の家庭用ブランドが螢石(ezviz)だ。日本では無名に近いかもしれないが、海康威視は監視カメラの分野では世界ブランドになっている。
スマートフォンからも映像確認可能!
螢石(ezviz)の監視カメラは1台あたり200元~400元(約3,200円~6,400円)で販売されている。家電製品のインターネット通信販売に強い京東商城(JD.com)でも螢石(ezviz)の監視カメラを入手可能だ。
京東商城(JD.com)をみると、監視カメラ4台と無線ルーターのセットが1,680元で販売されている。日本円換算3万円足らずで、監視カメラを設置することが可能だ。現在販売されている監視カメラの多くは、無線ラン(WiFi)によりルーターに接続できるため、有線による配線は不要だ。簡単に設置できてしまう。しかも、スマートフォン(スマホ)からリアルタイムに映像確認ができる。
2.中国の実店舗で必要不可欠になった監視カメラ
設置台数は店舗の大きさに合わせて!
監視カメラの設置台数は、監視カメラ本体のカバー面積を参考にするといいだろう。ほぼすべての死角をなくそうとすると設置台数が多くなるため、1台ごとの設置目的(撮影目的)を考えていくと良いだろう。
広い面積をカバーする!
店舗の隅っこに設置して対角線上に幅広く撮影することが可能。監視カメラ自体の下側を撮影できないが、店舗を完全に撮影することが目的ではないため少々の死角は許容している。
リアルタイムの映像!
スマートフォンからリアルタイムで映像確認可能。WiFiがあれば、日本からでも中国内に設置した監視カメラの映像を確認できる。
監視カメラの設置は専門業者に任せることも可能だ。監視カメラ本体の設置は内装業者や専門業者に任せたほうがいいだろう。いっぽう、監視カメラ自体の設定は自分自身でも可能だ。
監視カメラ設置後の運用を考えると、自分自身で設定方法などを理解しておいたほうがいいだろう。録画機能、リアルタイム監視など色々な機能がある。(了)