阿里巴巴(アリババ)で発見、格安グラデーション・ガラスフィルム!
中国のネット通販サイトの阿里巴巴(アリババ)でグラデーションのかかった半透明のガラスフィルムを発見。中国では3M社製のガラスフィルム(グラデーション)が一般的であるなか、3Mの半額以下で同じような効果の製品を発見。
1.3Mのようなガラスフィルム
お店の雰囲気を外に伝えるガラスフィルム!
中国の店舗出店で困るのは、お店の外観・雰囲気づくり。日本(国内)の内装施工会社であれば、店舗デザインまでお任せで問題ないものの、中国では日系であっても上手くいかないケースも少なくない。素敵なお店にするためには、依頼主(中国語では業主)も積極的に店舗施工・デザインにかかわっていかなければならない。
お店の外観で重要となる通りに面したガラス面。そのガラスに何も貼らないと、外から丸見えになってしまうためガラスフィルムを貼ることに。日本では3Mやサンゲツなどが色々なガラスフィルムを販売している。中国では、グラデーションのガラスフィルムに関しては、ほぼ3Mの独占市場と言ったところだ。ただ、3Mの製品は品質面で信頼できるものの、価格はきわめて高い。
2.蘇州市内で発見
3Mの半分以下の価格で購入可能!
中国の卸売りサイト(ネット通販サイト)の阿里巴巴(アリババ)やタオバオでガラスフィルムを検索したところ、3M製品を除いて、なかなかグラデーションのかかった半透明のガラスフィルムは見つからない。ようやく発見したのは蘇州市内中心部に工場・オフィスを構えるメーカーだ。販売価格は3Mの半額以下というお値打ち価格。実際に購入し利用しているが、まったく品質面で問題はない。
内装工事会社に貼ってもらう!
ガラスフィルムの貼り付けは経験が必要だ。メーカーに貼り付けを依頼すると、1回あたり600元(約1万円)ほどの取付費が発生する。店舗の内装をしている場合は、その内装会社の職人にお願いすると割安または無料で貼り付けてもらうことができるはずだ(内装会社の職人はガラスフィルムの貼り付けを経験している人が多い)。
蘇州威仕薄膜という会社が製造・販売!
ネット通販サイトで発見したのは蘇州威仕薄膜という会社のガラスフィルム。グラデーションのあるガラスフィルムは、中国ではなかなか見つからない。蘇州市内から車で20分ほどのところに工場・オフィスは位置している。
実際に工場・オフィスまで出向いた!
グラデーションの色具合やサイズを確認するため、実際に蘇州威仕薄膜の工場・オフィスまで伺った。価格を相談するときは、事前に通販サイトの阿里巴巴やタオバオで価格相場を把握しておいたほうが失敗は少ない。
実際に、その場で購入数量(サイズ)を言って、そのまま商品を持ち帰った。なお、ガラスフィルムは必要量よりも多めに購入しておいたほうがいい。貼り付け時に無駄になる部分が出てくるからだ。
中国でお店・工場・オフィスなどの内装工事を委託する場合、かならず使用してほしい材料があれば自分で購入しても良いだろう。信頼できる内装工事会社を見つけることが最も重要であるが、自らも内装材料の卸売り市場に足を運び、魅力的な材料を発見することも中国では必要になる。(了)