沙琪瑪（シャーチーマ）、ふんわり食感の伝統的な中国菓子！

中国でおススメできる菓子「沙琪瑪（シャーチーマ）」。ふんわりした食感の小麦粉と卵を揚げたものに砂糖を絡めたような中国伝統のお菓子。日本人が満足できる数少ないお菓子の一つかもしれない。中国のスーパーで普通に販売されている。

１．伝統的な中国菓子

中国で悩ましいのは食品の選択。とくにお菓子類については、日本人の味覚にマッチしない食品が多い。そのようななか、日本人でも満足できるお菓子は中国の伝統的な菓子である沙琪瑪（シャーチーマ、Sha qi ma）。沙琪瑪は、「沙其馬」や「沙琪馬」「薩齋馬」と記載されることもある。

沙琪瑪は特定のメーカーの菓子名を指しているのではなく、「月餅」「おかき」「クッキー」などと同じ菓子の分類の名称だ。中国のいろいろな食品メーカーから沙琪瑪は販売されている。沙琪瑪は、ふんわりした食感のお菓子。中国の清代から伝わる伝統的菓子だ。

（写真１）日本では見かけることのない沙琪瑪（シャーチーマ）

沙琪瑪は、シリアルのようなサクサクとした食感ではない。シリアルに砂糖を絡めて、フンワリさせたような食感だ。しっとりした食感と言ってもいいかもしれない。沙琪瑪は一つずつ袋に入っているので、会社などで大勢に配る中国土産に良いかもしれない。消費期限は10カ月ほどと長い。

（写真２）ひとつずつ袋に小分けされている、中国土産にもいい

沙琪瑪でおススメの食品メーカーは徐記食品（東莞市）という食品メーカーのもの。1992年創業の台湾系の食品メーカーだ。沙琪瑪以外にも、パイナップルケーキなどでもおススメできる食品メーカー。徐記食品は「徐福記」というブランドで商品を販売している。

（写真３）広東省の東莞市に本社がある徐記食品というメーカー

中国のお菓子のおススメは沙琪瑪。日本人向けのお土産としては、パイナップルケーキ、月餅なども選択肢のひとつ。これらは一つずつ袋に入っているだけでなく、ちょっと高級感のあるパッケージのモノも販売されているからだ。（了）