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クレジットカードの「セキュリティコード」と「薄謝進呈」

期限が切れかかっていたクレジットカードの代わりに、新しいクレジットカード(DCカード)がようやく手元に届いた。新しいクレジットカードを眺めていると、カードの裏面に「セキュリティーコード(3ケタの数字)」が記載されている。これまで「セキュリティーコード」は、何のために付いているかよく理解していなかった。カードの裏面には「薄謝進呈」と非常に小さく書かれている。「薄謝進呈」とは何か、具体的に何がもらえるのだろうか。

1.どうして「セキュリティーコード」は必要なのか?

インターネットで買い物をする時に、「セキュリティーコードの3ケタの数字を入力してください」と時々要求される時がある。セキュリティーコードはカード本体の磁気情報に記録されているカード番号と異なり、カード本体に記録されていない印字された数字だ。

クレジットカードを使用してインターネット決済しようとしている人が、手元にカード本体を持った人が決済手続きをしているか確認するために必要なのだ。インターネットなどからのクレジットカード情報の漏えいに対して、クレジットカード会社は不正利用を防ぐために使用している。そのため、カード本体を落としてしまった場合、その拾われたカード本体を使用した不正利用を防ぐことは残念ながらできない。

2.「薄謝進呈」は何がもらえるのか?

クレジットカード

三井住友VISAカードの裏面

いままでクレジットカードの裏面に小さく書かれている「薄謝進呈」に気づかなかった。これはクレジットカードを拾い、クレジットカード会社に届けてくれた人に対して、クレジットカード会社は拾ってくれた人(拾得者)に小額の謝礼を渡すことを表している。クレジットカード会社毎に贈呈する物や金額が異なっているようだ(図書券やギフトカードなどが多い)。

こちらのサイトに一部の会社の「薄謝進呈」がまとめられている。なお、DCカード(発行会社)に電話で確認したところ、DCカードでは拾ってくれた人には500円分のギフトカードを贈呈している(2014年2月時点)。

(了)

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