中国のスターバックス、ショートサイズはないのか?
中国のスターバックスではショートサイズがないのだろうか?店頭にあるメニューを見ると、tall(355ml)からスタートしている。上海だけでなく、広州や深センの店頭メニューもtall(355ml)のような・・・実はショートサイズはある。
1.中国のスターバックスはtall(355ml)から?
ショートサイズはある?それとも、ない?
中国のスターバックスコーヒー(スタバ)で店頭メニューにある一番小さいサイズを頼むと、日本より大きい。店頭メニュー表をよく見ると、tall(355ml)と書かれている。たしか日本のスターバックスにはtall(355ml)より小さい、short(236ml)があったような・・・。
- 中国のスターバックスコーヒー
- 中国のスターバックスは1999年1月、北京の国際貿易センターに1号店をオープン。中国本土の60以上の都市で1,000店舗以上を展開している。なお、日本のスターバックスは1,034店舗(2014年3月末時点)。
じつは半年くらいまえまで、日本でも中国でもスターバックスに行くことがすくなく、日本と中国のサイズの違いをまったく意識していなかった。中国のスターバックスは一番小さいサイズでも、日本よりサイズはおおきく、おそらく中国市場では日本とおなじサイズだと市場に受けいれられないから容量を増やしたのだろうと勝手に思いこんでいた。
そもそも、中国の店頭メニュー表にある一番小さいサイズは、short(236ml)ではなく、tall(355ml)とはっきりとかかれている(私が行ったことのある上海、広州、深センのスターバックスでは少なくともtallスタートだった)。
2.日本と中国のカプチーノのサイズ
公式ホームページにはある!ショートサイズ
中国の店頭メニューのカプチーノはtall(355ml)スタート。しかし、スターバックス(中国)の公式ホームページを見ると、カプチーノにはショートサイズ(short)がある。中国語のスターバックスのサイズは、小杯(short)、中杯(tall)、大杯(grande)、超大杯(venti)と表記される。中国のスターバックスでもショートサイズはある。ただ、店頭メニューに表記されていないことが多い。
3.日本と中国のキャラメルフラペチーノのサイズ
キャラメルフラペチーノはトールサイズから!
日本のスターバックスで販売されているキャラメルフラペチーノはtallからスタートしている。中国でも日本と同じでtall(中杯)からのスタートだ。
4.ショートサイズの注文方法
「ない」と言われたら、ホームページにあったと言おう!
中国のスターバックスでメニュー表にはショートサイズの表示がなく、実際にはショートサイズが存在するドリップコーヒーやカプチーノなどを注文する時には注意が必要だ。店頭のメニュー表にショートサイズがないためか、店員に「小さいサイズのドリップコーヒー」と注文してもtall(中杯)を準備しようとすることが多い。
ショートサイズを注文するときは、店員に「最も小さいサイズのドリップコーヒー」というように中国語で「最小的(もっとも小さい)」と言わないと理解してくれない。上海市内でよく行くスターバックスでは顧客の見える場所にショートサイズの紙コップを置いておらず、注文を受ける店員の後ろの台からショートサイズの紙コップを取り出している。
中国のスターバックスでは、小杯→中杯(+3元)→大杯(+3元)→超大杯(+3元)とワンサイズ毎に3元(約50円)高くなる。日本ではワンサイズ毎に40円高くなる。ドリップコーヒーのショートサイズは14元(約230円)で日本の300円(税抜き)より安い。(了)