広州モーターショー（2015年）、展示車を引きたてる美人モデルたち！

2015年12月1日 | 中国のモーターショーを知る, 広州を知る

13回目の開催となった広州モーターショー。中国を代表する大型モーターショーのひとつで、来場者数は60万人を超える。中国のモーターショーで注目を集めるのは主役の展示車だけではない。長身の美人モデルたちが来場者の注目をあつめる。

１．13回目の広州モーターショー

60万人を超える来場者数！過去最高を記録

2015年11月21日～29日（９日間）、広州市（広東省）の中国進出口商品交易会展館で開催された13回目の中国（広州）国際汽車展覧会（通称：広州モーターショー）は過去最高の63.5万人の来場者数を記録した。北京、上海のモーターショーの来場者数には及ばないものの、中国を代表する３大モーターショーのひとつ。ちなみに、2015年10月に行われた東京モーターショーの来場者数は81.2万人（11日間）だった。

中国で開催されるモーターショーは20代～30代の若い来場者も多く、一般消費者向けの大人気の見本市だ。モーターショーでは、自動車メーカー各社が来場者の注目を集めるため、ステージをつくって目を引くようなイベントやショーを開催している。ただ、モーターショーで注目を集めるのは展示車だけでなく、それらを引き立てるコンパニオンたちを忘れてはならない。

（写真１）モーターショーの会場の様子、たくさんの来場者でにぎわう（広州市）

２．広州モーターショーのコンパニオンたち

北京、上海、広州だけではない、各地で開催されるモーターショー

中国の大型モーターショーと言えば、北京、上海、広州で開催されるモーターショーが有名だ。中国ではこの３つのモーターショー以外にも、武漢（湖北省）、成都（四川省）、瀋陽（遼寧省）などたくさんの都市で毎年モーターショーは行われている。どこに行っても展示車の近くには美人コンパニオンたちが展示車を引き立てている。

第13回広州モーターショーのコンパニオンたちの画像を入手したので紹介したい。今回の画像は、すべて上海在住の週末撮影師太郎氏からの提供だ。

（写真２）広州モーターショーのコンパニオン（撮影：週末撮影師太郎）

展示車を引き立てる衣装カラー！

コンパニオンをひと目みると、自動車とコンパニオンの両方が引き立つような衣装（カラー）を着ている。中国当局は数年前より、見本市（展示会）のコンパニオンの衣装に対して、過度な露出をしないように指導している。たくさんの女性コンパニオンが登場するモーターショーやゲームショウなどの見本市では、数年前よりもコンパニオンの服装が控え目になっていると話題だ。

（写真３）自動車とコンパニオンともに引き立つ色調（撮影：週末撮影師太郎）

見本市で異なるモデルタイプ、モーターショーは長身・美形！

中国のモーターショーのコンパニオンは長身の美人が多い。ほとんどのコンパニオンは身長170センチを超えている。180センチを超える女性モデルも少なくない。いっぽう、中国で開催されるアニメやゲームの見本市では、このような長身の美人コンパニオンは少なく、可愛らしいタイプのモデルが多い。

中国のモーターショーでは、「可愛い」よりも「美しい」モデルが集められている。日本ではなかなか見られないような長身の美人のモデルを見ることができる、それが中国で行われるモーターショーの特長のひとつ。

（写真３）身長が高すぎて展示車（高さ）が低く見える（撮影：週末撮影師太郎）

コンパニオンの１日の給料は？契約形態により異なる

モーターショーのコンパニオンの給料相場はどのくらいだろうか？中国のインターネット上の情報を集めると、１日あたり1千元～１万元（約２万円～20万円）とモデルによって異なる。A類～D類などモデルのランクが分かれており、それぞれ給料の基本ベースが異なる。

さらに、広告代理店やコンパニオン事務所がいくつ間に入っているかによっても、コンパニオン本人の取り分に違いが発生する。１日あたり2,500元（約５万円）の業務委託費であっても、コンパニオンが手にするのは約３割の800元（約1.6万円）ということもあるようだ。学生のコンパニオンの場合は、金額よりも大型モーターショーに参加する経験（機会）を重視するようだ。