中国でおススメのアイスクリーム店「Dariy Queen」!
中国の中規模以上の都市で目にすることが増えたDairy Queen(中国名は冰雪皇后)。日本人にはあまり知られていないが、Dairy Queenは世界中で展開されているアイスクリーム屋。リーズナブルな値段で納得できるアイスを提供している。
1.中国でおススメのアイスクリーム店
アメリカ発祥のDairy Queen(冰雪皇后)
日本では聞いたことのないアイスクリーム店ブランドのDairy Queen(中国語:冰雪皇后)。これまで、ときどき中国の街なかでDairy Queenを見かけたものの、日本で耳にしたことのない店名ということで、なんとなく避けてきた。2016年の夏が到来し、思いきってDairy Queenを訪れると予想以上に納得できる味と品質。もっと早く体験していれば。
Dairy Queenは1938年にアメリカで発祥した老舗のアイスクリーム屋。世界22か国に6000店舗も展開しているグローバル企業。中国・上海には2005年に進出し、いまでは中国全土で1000店舗ほど展開している。日本で見たことがないという理由だけで避けてきたが、何事も体験してみないと本当の姿は見えてこない。
2.すっきりした内装のDairy Queen(冰雪皇后)
コストパフォーマンスでハーゲンダッツを凌駕する!
Dairy Queenのアイスクリームは10元~30元(約160円~420円)ほど。1杯10元のミニカップでも日本人には十分満足できるサイズだ。中国でも圧倒的な知名度をほこるハーゲンダッツとくらべると、価格的にDairy Queenはハーゲンダッツの半額以下。中国の若者たちがDairy Queenを選ぶのも納得できる。
基本的にカップ式のアイスクリーム!
Dairy Queenのアイスクリームはカップ式が基本。このカップに入った、ちょっと柔らかいアイスクリームをスプーンですくって食べる。中国では市販されているカップ式のアイスクリームは少ないため、中国人にとってカップ式の少し柔らかいアイスクリームは新鮮だ。
カップを逆さにしても中身が落ちないのが特長!
Dairy Queenのアイスクリームは柔らかいものの、カップを逆さにしても落ちてこないのが特徴だ(もちろん、ずっと逆さにしていると落ちてくる)。購入時に店舗スタッフが逆さにして落ちないことを見せてくれるものの、わざわざ逆さにする意味は今でも不明だ。
中国のショッピングモールを見ていると、中国のマーケット変化の速さに驚かされる。中国で圧倒的な人気をほこった味千拉麺も以前ほどの勢いはない。いっぽう、日系のサイゼリヤや、すき家(SUKIYA、食其家)の多店舗展開のスピードがすさまじい。あと数年すれば、中国でアイスクリームといえばDairy Queenとなってもおかしくない。(了)