上海浦東空港に最も近い街「川沙」、フライトの前泊に便利!
上海浦東空港から朝早く飛行機に搭乗する場合、どのようにしているでしょうか?どうしても早朝フライトに乗る必要があるときにおススメなのは、空港近くの川沙地区での前泊です。空港までは上海メトロ(地下鉄)で10分ほどの距離です。
1.上海の浦東新区にある川沙
上海メトロ(地下鉄)で浦東空港から4駅の立地!
上海の浦東新区にある上海浦東国際空港から地下鉄で4駅はなれたところに川沙(ChuanSha、チュアンシャー)と呼ばれる街(地区)があります。この川沙は上海浦東空港から最も近い街で、早朝のフライトに搭乗予定の人が前泊するのにオススメの場所です。この川沙には割安ホテルも多く、ホテルによっては空港まで車での送迎サービスを行っています。もちろん、上海メトロの川沙駅から空港まで4駅ですので、地下鉄に乗っても10分くらいで到着できます。
- 上海市とは?
- 上海市は、中国の中央政府が直接管轄する4都市ある直轄市のひとつ。総人口は2,425万人(2014年末)。上海市に滞在する在留邦人数は57,458人(2012年10月時点)で、中国でもっとも日本人の多く住む都市。上海市の面積は6,340㎡で東京都の約3倍。上海市の略称は滬(hu)または申(shen)、申城とも呼ばれる。
川沙(浦東新区)への移動方法は?
上海市内の中心部から川沙への移動方法はどのような方法が便利でしょうか?川沙まで公共バスや上海メトロ(地下鉄)で来ることもできますが、もっともおススメの方法は浦東空港まで空港リムジンバスで移動して、空港から上海メトロ(地下鉄)で川沙駅まで移動する方法です。移動時間を考えると、もっとも早く到着できます。
2.川沙の街の様子は?
空港から最も近い発展した街並み、ホテルも多い!
この浦東空港周辺には格安ホテルから5つ星ホテルの上海皇庭国際大酒店(1泊700元前後)まであります。浦東空港のもう少し近いところにもホテルはありますが、その周辺には飲食店やショッピングセンターはありません。浦東空港の近くで普通の街(地区)の宿泊を考えると、川沙がもっとも便利です。
この川沙には漢庭酒店、如家快捷酒店、錦江之星などの大手ホテルチェーンがあります。だいたい1泊180元~230元(約3,600円~4,600円)の料金で宿泊することができます。
上海市内中心部とは異なる雰囲気!
この川沙という街は、上海市内中心部の徐家匯(徐匯区)、古北(長寧区)、静安寺(静安区)、陸家嘴(浦東新区)などの上海の経済発展の象徴のような大都会の街の様子とは異なり、中国の地方にある中小都市のような雰囲気です。普段、上海市中心部の大都会に住んでいる日本人にとっては、川沙の街をブラブラ歩いてみても面白いかもしれません。
川沙には飲食店も多い!フライトの前泊に便利!
中国の国際線・国内線ともに、飛行機が出発する2時間前には空港に到着しておいたほうがよいでしょう。飛行機の出発時間が朝9時よりも早い場合は、少なくとも7時には空港に到着している必要があります。自宅が古北(長寧区)や静安寺周辺(静安区)の場合は、上海浦東空港まで少なくとも1時間半はかかります。蘇州市に住んでいる人なら、それ以上の移動時間が必要です。
この川沙はホテルだけがあるのではなく街を形成していますので、前泊時の食事やショッピングは問題ありません。マクドナルド、KFC、ファミリーマートまであります。
2駅となりの遠東大道駅にはフィレンツェ小鎮がある!
この川沙(浦東新区)の近くには、2015年1月22日にオープンしたばかりのフィレンツェ小鎮(中国語:仏羅倫薩小鎮)があります。いわゆるイタリア村というコンセプトのショッピングモールです。このフィレンツェ小鎮には上海メトロの川沙駅から2駅となりの遠東大道駅の近くにあります。この遠東大道駅からフィレンツェ小鎮まで無料シャトルバスが15分毎に往復しています。
浦東空港から早朝出発するとき、空港周辺のホテルに前泊するか、早朝タクシーで空港に向かう大きく2つの方法があります。あまり早朝にバタバタしたくない人には川沙にあるホテルの前泊がオススメです。(了)