上海のIKEA(イケア)にある荷物ロッカーが簡単で便利!
中国のIKEA(イケア)で買い物するときに利用したいのは自動ロッカー。中国ではまだまだ自動ロッカーが設置されているところは少ない。中国人顧客は利用方法にとまどっているようで、それほど利用者も多くないようだ。
1.だれでも無料で利用できるロッカー
どこのIKEAでも同じ使用方法のロッカー
中国国内にかぎらず、どこのIKEA(イケア)でも店舗内は広い。通常の百貨店と異なり、一旦IKEAに入ってしまうと途中で店舗外に抜けることはできない。順番に各商品をグルグル回って見ていかなければならない店舗設計になっている。この点には賛否両論あるだろうが、上海でも広州でもどこのIKEAでも同じような店舗デザインになっている。
そんなときに重いリュックを背負いながら店内を回るのはツラいので、店内の商品を見学するまえに店内のエントランス附近に据え付けられているロッカーに荷物を預けてしまったほうがいい。このロッカーもIKEAで統一されているようで、利用方法やロッカーのデザインもどこの店舗でも同じ。
2.店内を見学する前に預ける
簡単な操作でオッケー
このIKEAに設置されているロッカーは簡単に操作できる。もちろん、無料で利用することができる。赤色のボタンがあり、そのボタンを押すとロッカーが開く。あとは荷物を入れてロッカーの扉を閉めると、バーコードが印字された紙が出てくる。
バーコードが印字された紙には、ロッカーの棚番号と扉番号、日時が印字されている。
3.荷物を取り出すときも簡単
バーコードをロッカーの機械に当てるだけ
IKEA店内でのショッピングが終了したあと、レジで精算すると自動的にエントランス附近に戻ってくるような店舗設計になっている。このエントランス近くに荷物ロッカーがあるので預けている荷物を忘れないよう注意しよう。
このロッカーで荷物を受け取るためには、預けたときに出てくるバーコードがついた紙が必要になる。このバーコード部分をロッカーの赤い光が出ているところに当てると、荷物を預けていた扉がポーンと開く。
中国人はこのような自動ロッカーに慣れていないのか、あまり利用している人は多くない。中国の空港、駅でも荷物を預けるサービスはあるものの、サービススタッフが対応している。
2002年ごろに上海市内にあるフランス系の大型スーパーであるカルフール(Carrefour)にいくと、荷物預かりコーナーが用意されていた。もちろん、店舗スタッフが名札をつけて管理する仕組み。当時は顧客の買い物のしやすさというよりも、むしろカバンなど持ち込んで盗難されないような措置だったような・・・。
- カルフール(Carrefour)
- カルフール(Carrefour)は、中国では家楽福(Jia Le Fu)という名前で運営している。1995年に中国本土に進出。2013年末時点で中国73都市、236箇所で大型スーパーを展開している。中国での従業員数は6万人。
中国では大型の書店でもロッカーが用意されていることが多い。鉄道の駅などにも自動ロッカーを用意してほしい。(了)