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上海市虹口区にある湯圓専門店、1個たった2元(約40円)

中国に来たら中華料理だけでなく、デザートもおススメしたい。とくに中国の白玉団子である湯圓(タンユエン)を嫌いな日本人はいないだろう。なかなか中国で湯圓を食べる機会のない人は、湯圓専門店を探してみてはどうだろうか?

1.上海市虹口区にある老街湯圓

なかなか食べる機会がない湯圓

上海市の虹口区で老街湯圓という湯圓専門店を発見。中国の湯圓(タンユエン)は日本人の想定する白玉団子。この店は上海市松江区の酔白池駅(地下鉄)の近くにある廟前街という繁華街で見つけた専門店と同じチェーン店。

この店の場所は上海市虹口区甘河199号。中国では旧暦の1月15日の元宵節(げんしょうせつ)に家族の幸せや円満を願って白玉を食べるのが習慣になっている。

(写真1)上海市虹口区にある老街湯圓、湯圓が食べれる専門店

(写真1)上海市虹口区にある老街湯圓、湯圓が食べれる専門店

旧暦(太陰暦)とは?
旧暦(太陰暦)とは、新暦であるグレゴリオ暦より前の年月(時間)の数えかた。グレゴリオ暦は太陽暦とも言われる。日本では1873年の明治時代に旧暦(天保暦)からグレゴリオ暦に改暦されている。中国では辛亥革命後の1912年1月1日からグレゴリオ暦(西暦)の使用を開始している。

価格は1個あたり2元(約40円)

この虹口区の店舗は、松江区の店舗(松江区廟前街31号)よりもずいぶん広い。店のなかの価格表を見てみると、松江区の店舗と同じ値段。小豆やゴマなど1個あたり2元(約40円)。ひとつが大きいので、一人あたり2個~3個でお腹いっぱいになるだろう。

(写真2)上海虹口区の店舗は普通の食堂と同じような雰囲気

(写真2)上海虹口区の店舗は普通の食堂と同じような雰囲気

2.中国で食べても美味しい白玉団子

日本人には小豆(あずき)餡入りがいい

日本人にとっては小豆(あずき)入りの湯圓がいいだろう。まさに日本人がイメージしている白玉団子のような味。この老街湯圓のものであれば、ハズレはないだろう。中国の湯圓は日本と違ってお湯のなかに湯圓を浮かべている。このお湯は味のついたスープではないので美味しくない。

(写真3)お湯のなかに沈んでいる湯圓、湯は飲んでも美味しくない

(写真3)お湯のなかに沈んでいる湯圓、湯は飲んでも美味しくない

丁寧に作っている

この老街湯圓というチェーン店では、店舗内で湯圓をつくっている。店の中で食べていると、熱湯でゆでる前の生のままの湯圓を購入していく人も少なくない。

(写真4)ゴマ餡のかたまりを白玉団子で包んでいる

(写真4)ゴマ餡のかたまりを白玉団子で包んでいる

どうしても中国で湯圓を提供している食堂やレストランが見つからなかったら、大型スーパーで冷凍されたものを購入することも可能。中国人に湯圓をどこで食べれるか聞くと、スーパーで冷凍のものが売っていると教えてくる。中国人のなかでは冷凍のものを食べる習慣になっているのかもしれない。(了)

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