上海のマンション賃貸、良い物件からビックリ物件まで!
上海は家賃が高い!これまで中国で4箇所のマンションに住んだことがあるものの、自分で賃貸仲介会社をまわって探したことはない。予想していたが、日本レベルの物件は家賃が高く、安いとビックリするような物件まで・・。
1.上海のマンションは高い、覚悟はしていたが・・
上海に到着して、まずはホテルというか安宿にチェックイン。アパートを探すため、翌日から賃貸仲介会社に。唐(タン)さんという23歳の女性担当が物件案内してくれることになった。
1件目に訪れたのは家賃3700元(約61,000円、2DK)の部屋。2部屋あり広いものの、内装の汚さを受け入れられない。いままでインターネットで部屋のクオリティ(部屋の画像)と家賃を見てきたけど、このレベルの部屋で約6万円もするのかと愕然(がくぜん)とした。やはりインターネット上にある部屋の画像は現物以上によく見えてしまう。
その日、2件目に見たのはオシャレなマンション「創智坊」の1部屋。1LDKの間取りで、1ヶ月の家賃はなんと6000元(約99,000円)。もともと4000元(約66,000円)くらいの予算を考えていたので予算オーバー。上海で日本レベルのクオリティの部屋を求めると、日本よりも明らかに高くなってしまう。
2.まさに屋根裏部屋、天井が低い
8件目に見た部屋は、まさに屋根裏にある部屋。とにかく天井が低い。ここに住むと、おそらく(物質的な)圧迫感と毎日闘うことになるだろう。賃貸仲介会社の女性によると、「私は背が低いので気にならない、清潔な部屋でおススメ」と話してくれた。
3.けっこう多い窓がない部屋
上海には日本人が多い。そのなかには日本から中国に派遣されて、駐在員として上海にくる人もいるだろう。その駐在員の人たちは、高級マンションに住んでいる人も多いはずだ。この窓のない部屋と駐在員が住む高級マンションをくらべると、まさに天と地ほどの差かもしれない。
- 駐在員とは?
- ある場所に一定期間だけ滞在して業務に従事する職員。一般的には、日本の本社に採用されて、国外に派遣される人をいう。
上海のアパートは、窓がない部屋がかなり多い。窓があっても、小窓が付いている程度のところも。ただ生活するだけなら我慢できるかもしれないが、部屋で仕事や作業をすることを考えると、とても耐えられそうにない。
(了)