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上海市内のCanon(キヤノン)のデジカメ修理センターはどこ?

日本で購入したデジカメでも、中国にある正規サービスセンターで修理することが可能です。ただ、日本で購入したデジカメは、その製品保証の対象地域は日本国内に限定され、保証期間内であっても中国では有料になる点に注意が必要です。

1.上海市内のキヤノンの修理センター

日本で修理するか?中国国内で修理するか?

日本で購入したデジタルカメラが中国で故障した場合、どのような対応方法があるでしょうか?そのデジタルカメラがメーカーの製品保証の期間内であれば、日本に一時帰国したときにメーカー指定の修理センターで無料で直すことが可能です。

なるべく早く修理したい場合は、中国にあるCanon(キヤノン)やPanasonic(パナソニック)、Sony(ソニー)などの正規修理センターで日本で購入したデジタルカメラも有料で修理することも可能です。

(写真1)Canon(キヤノン)サービスセンターのある城匯大厦(上海市黄浦区)

(写真1)Canon(キヤノン)サービスセンターのある城匯大厦(上海市黄浦区)

日本で購入したCanon(キヤノン)のデジタルカメラの場合は、基本的に日本国内のみの製品保証しかありません。そのため、国外である中国で修理する場合は、有料での修理になります。いっぽう、Sony(ソニー)のオーバーシーズモデル(海外仕様製品)であれば、海外の多くの地域でも製品保証の対象となり無料で修理可能です。

城匯大厦(上海市黄浦区)にあるサービスセンター!

上海市内にはCanon(キヤノン)の正規サービスセンターが1ヶ所だけあります。このサービスセンターは、上海市黄浦区の南昌路にある城匯大厦(上海市黄浦南昌路45号)の2階にあります。この城匯大厦は上海の観光名所にもなっている新天地から徒歩数分のところに位置しています。

(写真2)上海の観光名所である新天地から徒歩圏内の南昌路

(写真2)上海の観光名所である新天地から徒歩圏内の南昌路

2.Canon(キヤノン)サービスセンターのなかの様子

落ち着いた雰囲気のサービスセンター

上海にはスマートフォン(スマホ)、パソコン、デジタルカメラなどのデジタル製品を取り扱う電脳城(デジタル製品街)が数多くあります。これらの電脳城のなかには、デジタルカメラの修理を請け負ってくれる店舗も少なくありません。ただし、これらの店舗はメーカーから指定をうけた修理センターではありませんので、修理中にデジタルカメラが完全に壊れてしまう可能性もあります。

(写真3)落ち着いた雰囲気のあるキヤノンのサービスセンター(上海市黄浦区)

(写真3)落ち着いた雰囲気のあるキヤノンのサービスセンター(上海市黄浦区)

いっぽう、上海市黄浦区にあるCanon(キヤノン)の正規サービスセンターはキヤノン自身が運営しています。部品交換のない修理の場合は、基本手数料60元(約1,200円)で受け付けています。実際にCanon(キヤノン)IXY620Fのレンズカバーの開閉の修理を依頼したところ、部品交換なしで60元でした。待ち時間は2時間程度で、修理に2時間以上かかる場合は携帯電話に連絡してくれます。

もし、修理予定のデジタルカメラを検査してもらった結果、交換部品の値段が高くて修理をあきらめる場合は30元(約600円)のみの検査手数料となっています。これらの料金設定に関して、キヤノンのサービスセンターのスタッフが丁寧に説明してくれます。

コールセンターで翌日以降の訪問予約も可能!

これまでこのキヤノンのサービスセンターに2回訪れていますが、2回とも待ち時間はほとんどありませんでした。Canon(キヤノン)のコールセンターに電話すれば、翌日以降であればサービスセンターへの訪問予約も可能です。

(写真4)サービスセンター内にはCanonのデジタルカメラが展示されている

(写真4)サービスセンター内にはCanonのデジタルカメラが展示されている

中国で購入したCanon(キヤノン)のデジタルカメラであれば、基本的に1年間の製品保証がついています。中国でも製品保証期間内であれば修理費用は無料です。ただ、中国の家電量販店やインターネット通販で販売されている日系メーカーのデジタルカメラの販売価格をみていると、日本で販売されている同製品よりも1~2割ほど高めの価格で販売されています。(了)

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