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南京市随一の繁華街「新街口」にある巨大な美食広場!

南京市の繁華街である新街口に巨大フードコート(中国語:美食広場)を発見。夕食どきのため、座る席を見つけるのも一苦労。このフードコートは、新街口の地下鉄にも直通していてアクセスも便利。南京でおススメの観光スポットのひとつ。

1.超巨大な南京の美食広場(フードコート)

数少ない成功しているフードコート!

江蘇省の省都である南京市で大人気のフードコート(美食広場)を発見。南京市随一の繁華街である新街口にある地下街の美食広場だ。新街口の地下鉄の駅ともつながっていて、アクセスもしやすい。

中国には至るところに美食広場というフードコートがあるものの、大繁盛しているフードコートはそれほど多くない。中国では資金力のある投資家(事業家)がワンフロアまたは一部を借り上げて、フードコートの店舗や共有飲食エリアをつくって、個人事業主の飲食店オーナーに貸し出すというビジネスモデルが一般的。

その投資家が魅力的な飲食店を誘致できればいいものの、投資資金の回収を主眼におき、ほとんど同じような飲食店しか誘致できないケースが多いからだ。新街口の地下街に広がるフードコートは予想外に誘致に成功しており、地元の人たちにも大人気となっている。

(写真1)座る場所がないほど人気のフードコート(江蘇省南京市)

(写真1)座る場所がないほど人気のフードコート(江蘇省南京市)

江蘇省の南京市とは?
南京市は、江蘇省の省都(県庁所在地に相当)。上海市から高速鉄道で約1時間15分の内陸側に位置する。南京市の総人口は821万人(2014年末)で、同じ江蘇省の蘇州市(1,060万人)よりも少ない。南京市には中山陵や夫子廟など観光スポットも多い。

2.豊富なメニューが用意されている

中華、洋食、和食なんでもある!

新街口(南京市)のフードコートには、中華だけでなく、洋食、和食もある。中国でよく見かけるフードコートは、麺(めん)、火鍋、どんぶり等の「中華」から離れられない料理が一般的。これらの多くはフランチャイズ加盟で、少額資金で、飲食ビジネス経験のないオーナーでも簡単に出店ができる環境にあるのも要因だ。

その結果、至るところにフードコートがあるものの、店舗数が過剰になりすぎ、それぞれ特徴がでていない。これらの多くの店舗は、半年以内に事業をたたむ(または、事業売却)ケースが少なくない。

(写真2)20元前後で洋食を提供している(江蘇省・南京市)

(写真2)20元前後で洋食を提供している(江蘇省・南京市)

飲茶系(点心)も豊富な種類!

このフードコートの魅力は、中華から飲茶(点心)、洋食まで食べられる点だ。それぞれの店舗をみると、内装工事にもお金をかけている。ほかの簡易的なフードコートとは力の入れようが異なる。

(写真3)観光客にも喜ばれるフードコート(江蘇省・南京市)

(写真3)観光客にも喜ばれるフードコート(江蘇省・南京市)

3.ひさしぶりに見つけた印度餅

なかなか見ることが少なくなった印度餅!

中国で久しぶりに印度餅(インド風のピザ)を発見。10数年前に上海で初めて食べた味が忘れられず注文してしまった。

(写真4)新街口(南京)のフードコートで見かけた印度餅

(写真4)新街口(南京)のフードコートで見かけた印度餅

パフォーマンス的でひと目を集める印度餅!

印度餅は生地(きじ)をのばすだけでなく、指で振り回してのばしたりする。パフォーマンス的なつくり方で周囲の注目も集めやすい。

(写真5)印度餅をのばす職人(江蘇省・南京市)

(写真5)印度餅をのばす職人(江蘇省・南京市)

北京、上海、広州などの一線都市と呼ばれる超巨大経済都市では、洋食店(日本料理、韓国料理含む)も選び放題であるものの、それ以外の都市になると洋食店を見つけるのも難しい。そのようななか、地元の人でも食べれる価格帯で洋食を提供している新街口のフードコートは大人気。中国には飲食関係のビジネスチャンスはどこにでも転がってそうだ。(了)

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